EZバーとはバーベルの中心部分がW字型に角度が付いており、手首を痛めにく仕様のバーベルのこと。イージー(簡単)に安全なトレーニングを行なえることからEZ(イージー)バーと呼ばれています。使い方としては通常のストレートバーと変わりませんが手首が逆ハの字型で握れることで手首がねじれないため、手首を痛めにくい状態でバーベルカールなどのトレーニングに取り組むことができます。
バーベルトレーニングでのケガのリスクを少しでも下げたいならEZバーを使ってトレーニングに取り組むことがおすすめですよ。
そこで今回はEZバーの効果・使い方・EZバーを使ったおすすめのトレーニングメニューを解説していきたいと思います。
目次
EZバーとは?
EZバーとはバーベルの中心部分がW字型になっているバーベルのこと。
W字型になることで手首・肘に無駄な負荷をかけない、自然な状態でトレーニングで行なえることから手首・肘のケガをしにくいというメリットがあります。
イージー(簡単)に安全なトレーニングを行なえることからEZ(イージー)バーと呼ばれています。
W字の部分の角度にはいくつか種類があり、角度の浅いものから深いものまであります。
角度が浅いことでストレートバーに近い感覚で、角度が深いことでダンベルを縦に持っている近い感覚でトレーニングを行なえます。好みに合わせて使い分けるといいですね。
ストレートバーでトレーニングする場合、重量が上がるほど手首・肘に余計な負担がかかるため、ケガのリスクが高まります。
そこでケガのリスクを下げたい場合にEZバーを使うことをおすすめします。
EZバーの効果・使い方
EZバーの効果と使い方をみていきましょう。
EZバーの効果
EZバーの効果はバーベルの中心部分がW字型になっていることからバーベルを握ったときに手首・肘が不用意にねじれないため、手首・肘への余計な負荷がかかりにくいことから手首・肘のケガのリスクを下げることができます。
通常のバーベルの場合は重量が上がるほど手首・肘のケガのリスクが高くなりますが、ケガのリスクを下げたい場合にEZバーを使うといいでしょう。
また手首・肘が自然な状態でトレーニングを行えるため、広い可動域を出しやすくトレーニングの効果を高めることができます。
EZバーの使い方
(Youtubeより)
EZバーの使い方は通常のバーベルとほとんど同じで両手で握ります。
順手で握るときはハの字に。逆手で握るときは逆ハの字になるようにEZバーのW字の部分を握りましょう。
順手のときはハの字、逆手のときは逆ハの字に握ることで手首・肘が自然な状態でトレーニングを行なうことができます。
トレーニングメニューとしてはバーベルカール・バーベルプルオーバー・バーベルリバースカールなどバーベルを使ったトレーニングメニューならほとんどをEZバーで行なうことができます。
EZバーを使ったおすすめのトレーニングメニュー
EZバーを使ったおすすめの筋トレメニューをみていきましょう。EZバーを使うことで手首・肘への余計な負荷が減ることからケガのリスクを下げることができますよ。
バーベルカール
バーベルカールとはバーベルを持ち、肘を曲げて持ち上げることで上腕二頭筋を鍛えることができるトレーニングメニュー。上腕二頭筋を鍛えるメニューでは最もポピュラーなトレーニング方法でしょう。
さらに負荷を高めることができるプリーチャーバーベルカールもおすすめです。
バーベルリバースカール
バーベルリバースカールとはバーベルを順手で持ち、肘を曲げて持ち上げることで上腕筋と腕橈骨筋を鍛えることができるトレーニングメニュー。前腕(腕橈骨筋)と上腕の内部にある上腕筋を鍛えることができます。
バーベルアップライトロウ
バーベルアップライトロウとはバーベルを順手で握り、肘を上に引くようにバーベルを持ち上げることで三角筋と僧帽筋を鍛えることができるトレーニングメニュー。
肩と背中を同時に鍛えたいならアップライトロウがおすすめです。
バーベルプルオーバー
(Youtubeより)
バーベルプルオーバーとは仰向け状態でバーベルを頭の位置から胸の位置まで持ち上げることで大胸筋と広背筋を鍛えることができるトレーニングメニュー。
上半身を鍛えたいならプルオーバーがおすすめです。
バーベルリストカール・リバースリストカール
(Youtubeより)
(Youtubeより)
バーベルリストカールとバーベルリバースリストカールはバーベルを順手・逆手で持ち、手首を曲げてバーベルを持ち上げることで前腕伸筋群・前腕屈筋群を鍛えることができるトレーニングメニュー。
手首・肘の強化をしたいならリストカール・リバースリストカールがおすすめです。
EZバーでケガをしにくい状態でトレーニングしよう!
EZバーとはバーの中心部分がW字型の形をしたバーベルということがわかりましたね。
W字型の形になることで手首・肘がねじれにくことから手首・肘を痛めにく安全な状態でトレーニングを行なうことができるというメリットがあります。
バーベルカールなどのバーベルを使ったトレーニングメニューでのケガのリスクを少しでも下げたいならEZバーでトレーニングに取り組むことがおすすめですよ。
EZバーについてまとめると
- 中心部分がW字型の形になっているバーベル
- 手首がねじれにくため手首・肘のケガのリスクを下げることができる