インクラインダンベルベンチプレスとは頭を胸よりも高い位置で行なうダンベルベンチプレスのバリエーションの1つ。インクラインベンチを使って頭を胸よりも高い位置でダンベルベンチプレスを行なうことで、大胸筋上部を重点的に鍛えることができるメニューに変化します。
大胸筋上部を鍛えることで胸板のボリュームを出すことができますよ。
そこで今回はインクラインダンベルベンチプレスの正しいやり方・鍛えられる筋肉・注意点を解説していきたいと思います。
まずはインクラインダンベルベンチプレスで鍛えることができる筋肉を確認していきましょう。
目次
インクラインダンベルベンチプレスは「大胸筋上部」をメインに鍛えることができる
インクラインダンベルベンチプレスはダンベルベンチプレスを頭を胸よりも高い位置で行なうことで、大胸筋上部をメインに鍛えることができるメニューです。
大胸筋上部を鍛えることで、胸板の厚みが出るので、男らしさを高めたいならインクラインダンベルベンチプレスですね!
インクラインダンベルベンチプレスの正しいやり方
それではインクラインダンベルベンチプレスの正しいやり方をみていきましょう。
正しいやり方でトレーニングをしないとトレーニングの効果が半減したりしてしまいます。しっかり正しいやり方を押さえておきましょう。
回数・重量の設定方法がわからない場合はRM(レペティション・マキシマム)法を参考にするといいですね。
インクラインダンベルベンチプレスの基本動作は
1.インクラインベンチを25度~35度ほどにセットする
2.ベンチに仰向けになり、ダンベルを両手に持ち、胸の位置で構える
3.腕を真っ直ぐ天井に向かって伸ばしていく
4.肘が完全に伸びきる寸前まで伸ばしたら、ゆっくりと元に戻していく
5.これを繰り返す
※8回~12回1セットを3セットほどを目安にトレーニングしよう
インクラインダンベルベンチプレスを行なう際の注意点
インクラインダンベルベンチプレスを行なう際の注意点をみていきましょう。間違った方法でトレーニングをしてしまうとケガの原因になったりします。注意点を押さえておきましょう。
頭を胸よりも高い位置にしよう
インクラインダンベルベンチプレスを行なうときは頭が胸よりも高い位置になるようにインクラインベンチをセットしましょう。頭が胸よりも高くなっていないと、ターゲットである大胸筋上部が刺激されません。
頭が胸よりも高い位置になるようにベンチに角度をつけましょう。
ベンチの角度は25度~35度ほどがおすすめ
頭の位置が胸よりも高くなるようにセットしなければターゲットである大胸筋上部が刺激されませんが、あまりにも角度をつけすぎると次はダンベルの扱いが難しくなるので、ダンベルを落とすなどのリスクが高くなります。
角度のつけすぎには注意して、目安としてベンチを25度~35度ほどにするのがおすすめです。好みの角度を見つけてみよう!
大胸筋上部を鍛えるならインクラインダンベルベンチプレス!
インクラインダンベルベンチプレスはダンベルベンチプレスをインクラインベンチを使って頭を胸の位置よりも高くすることで大胸筋上部を鍛えることができるトレーニングメニューということがわかりましたね。大胸筋上部を鍛えることで胸板のボリュームを出すことができます。
大胸筋の厚みを求めるならインクラインダンベルベンチプレスですね!インクラインベンチプレスをバーベルで行なうとさらに高負荷を与えることができるので、バーベルで行なうインクラインベンチプレスもチェックしよう!
インクラインダンベルベンチプレスについてまとめると
- インクラインダンベルベンチプレスは大胸筋上部を鍛えるメニュー
- 頭を胸よりも高い位置にしよう
- ベンチの角度は25度~35度がおすすめ