プロテインは筋肉をつけたり、タンパク質を効率的に摂取するには最適な飲み物です。
しかしプロテインが身体に良いからと飲みすぎる・食事を摂らずにプロテインだけで済ますというような使い方はよくありません。
その他にもプロテインのデメリットというより万能薬ではないという点を解説していきます。
目次
プロテインのデメリット
(nuts.com)
プロテインはタンパク質を摂るには最適のアイテム。しかし万能薬ではないので、メリットばかりではありません。
人によってはデメリットになるので念のため把握しておきましょう。
飲みすぎには注意
プロテインは身体に良いからといって飲みすぎには注意しましょう。
1日の上限というのは基本的にはありませんが、1日に体重×1g~体重×2gまでを目安にプロテインを飲むのがベストです。
つまり体重60kgならプロテイン60g~120gになります。運動した日は100gほどで、運動しない日は60gというように摂取する量を調整しましょう。
また1度に20g~30gほどを目安に1日の間に数回に分けてプロテインを飲むのがおすすめです。
なぜなら1度に大量にプロテインを摂取しても身体は吸収しきれないので、吸収できなかった分は身体から排出されてしまいます。
食事の代わりにするのは危険
プロテインはタンパク質を中心にビタミンB・ビタミンCなど栄養が含まれています。身体に良いのは確かですが、食事の代わりとしてプロテインだけで食事を済ませるのはよくありません。
当然食事から摂れる栄養素をプロテインからは摂れないため、身体に必要な栄養が不足してしまいます。
あくまでもバランスの取れた食事とプロテインを飲むのが基本になります。
コストが結構かかる
プロテインのメーカーや種類によって値段は違いますがプロテインはそれなりにコストがかかります。
1kgあたり約3000円~約6000円が相場です。
僕の場合はホエイプロテインとソイプロテインをそれぞれ1kgずつで約2ヶ月で消費します。1ヶ月あたりのコストは約3000円ほどです。年間では18000円になります。
飲む頻度や選ぶプロテインによって異なりますが、プロテインは継続して飲まないと意味がないので、コストがある程度かかるのは仕方ないかもしれません。
お腹が痛くなる場合がある
これも個人差がありますが、プロテインを飲むとお腹が痛くなったり、お腹がゆるくなる場合があります。
プロテイン(タンパク質)は消化・吸収するのに時間がかかるため、ほかの栄養素に比べ内臓に負荷をかけるため、お腹が痛くなる方が多いです。
また分解できなかったタンパク質はそのまま腸に送られ、悪玉菌の栄養になってしまい、便が硬くなったり、臭いがきつくなることがあります。腸内環境が乱れる場合があるので、注意が必要です。
これはあくまで僕個人のルールですが、週に3回はプロテインを飲まない日を設け、腸内環境を整える・内臓を休めるようにしています。これをするようになってからお腹が痛くなったり、腸内環境が悪いと感じることは激減しました。
プロテインのメリット
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僕はプロテインを飲むことを大いに推薦しています。プロテインのメリットをみていきましょう。
無駄なくタンパク質を摂ることができる
プロテインは約80%がタンパク質でできています。つまり無駄なくタンパク質を摂ることができます。
もし牛乳などでタンパク質を摂ろうとすると脂質や糖質が多く含まれるため、タンパク質だけを摂ろうとしても難しいです。
ダイエット中や減量中にもプロテインはおすすめですよ。

気軽にタンパク質を摂ることができる
プロテインは水に溶かして飲むだけ。瞬時にタンパク質を摂ることができます。
筋トレ後や運動後にプロテインを摂ろうと思っても面倒な方法では続きにくいですが、プロテインなら簡単です。
めんどくさがりな方や気軽にタンパク質を摂りたいという方にもプロテインはおすすめです。
デザート感覚で飲むことができる
プロテインにはたくさんの味が各社から発売されています。
チョコレートやストロベリー、キャラメルやカフェラテ、バニラなど味を楽しむためにデザート感覚でプロテインを飲むのもいいかもしれません。
減量中だと甘い物・デザートを控える必要がありますが、ダイエット中でもプロテインなら罪悪感なく楽しむことができます。
メリットデメリットを把握してプロテインを楽しもう!
個人的に思うプロテインのメリットデメリットをいくつか紹介しましたがプロテインは基本的には万人におすすめしたいです。
タンパク質は食事から摂るのは案外難しいので、プロテインを活用して健康的になりましょう。
筋トレをしている方はもちろん、ダイエットや減量中にもおすすめなので、自分に合ったプロテインを見つけましょう!