ナロープッシュアップとは腕立て伏せ(プッシュアップ)のバリエーションの1つ。通常の腕立て伏せよりも手のつく位置を狭くすることで、上腕三頭筋をメインに鍛えることができるトレーニングに変化します。
自分の狙いたい筋肉を重点的に鍛えることができるメニューとして覚えておくと便利ですね。
そこで今回はナロープッシュアップの正しいやり方・注意点・鍛えられる筋肉を解説していきたいと思います。
まずはナロープッシュアップで鍛えられる筋肉を確認していきましょう。
目次
ナロープッシュアップはメインで上腕三頭筋・サブで大胸筋内部・三角筋
ナロープッシュアップは上腕三頭筋をメインに鍛えることができるトレーニングメニュー。サブで大胸筋内部と三角筋を鍛えることもできます。通常の腕立て伏せの場合でもほとんど同じ筋肉を鍛えることができますが、ナロープッシュアップは上腕三頭筋をメインに鍛えることができますよ。
上腕三頭筋をメインに鍛えたいならナロープッシュアップですね。
ナロープッシュアップの正しいやり方
それではナロープッシュアップの正しいやり方を見ていきましょう。しっかり正しいやり方で行わないとトレーニングの効果が半減したり、狙った筋肉を刺激することができないので正しいやり方を押さえておきましょう。
ナロープッシュアップの基本動作は
1.うつ伏せになり、両手を肩幅よりも狭い位置につく
2.つま先を立てて、構える
3.背中からかかとまで真っすぐにしたまま、胸を地面に近づけるように肘を曲げていく
4.肘を曲げて、胸を地面に近づけたら、ゆっくりと肘を伸ばしていく
5.これを繰り返す
※回数の目安としては10回~20回×3セットを目安に。物足りない場合は回数を増やしてみよう。
ナロープッシュアップを行う際の注意点
ナロープッシュアップを行う際の注意点をみていきましょう。間違った方法でトレーニングをしてしまうとトレーニングの効果が半減したりするので、せっかくのトレーニングを無駄にしないために注意点を押さえておきましょう。
正面を向いて動作を行おう
ナロープッシュアップをするときは顔は正面を向いた状態で動作を行いましょう。なぜ正面を向いた状態でナロープッシュアップをするかというと、下を見た状態でやってしまうと背中が丸まったりしてしまい、狙った筋肉をしっかり刺激できなくなってしまいます。首からかかとまで真っすぐになるように意識するといいですね。
正面を向くことを意識しながらナロープッシュアップをしよう。
しっかり深く胸を地面に近づけよう
肘を曲げて、負荷をかけるときにあまり肘を曲げずに動作を繰り返してしまうと負荷が逃げてしまい、筋肉にかからないのでトレーニングの効果が半減してしまいます。
しっかり胸を地面に近づけるようにして、筋肉に負荷を与えてやりましょう。
上腕三頭筋を鍛えるならナロープッシュアップだね!
ナロープッシュアップは腕立て伏せのバリエーションの1つです。このメニューはとくに上腕三頭筋を鍛えることができるメニューということがわかりましたね。上腕三頭筋を引き締めたい・鍛えたいと思うならナロープッシュアップでしょう。
やり方も通常の腕立て伏せよりも手の位置を狭くするだけで、とても簡単な点も嬉しいですね。
ナロープッシュアップについてまとめると
- ナロープッシュアップは上腕三頭筋をメインに鍛えることができる
- 肩幅より狭く手を地面につけること
- 正面を向いて動作を行おう
- しっかり深く身体を地面に近づけよう